長引く鼻水に効くのは漢方薬?お茶?子供の副鼻腔炎に効果のあったもの
耳鼻科通いの息子ですが、副鼻腔炎と診断されてから、いろいろな薬を飲んできました。もともと私は薬嫌いで、抗生物質などもできる限り飲ませませんでした。しかし、半年以上も鼻水が続いているのでは、さすがにかわいそうで心配になります。
副鼻腔炎の原因がアレルギーと診断されてからは、飲み薬と点鼻薬で治療をしている日々ですが、その前に、漢方薬を試したことがあります。西洋の薬は、一時的に症状を抑え込むのが主流なので、体質改善をはかる漢方の方がいいと思ったからです。
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鼻炎(副鼻腔炎や蓄膿症)に効果的な漢方薬は?
長引く鼻水と咳が心配になり、耳鼻科ではなく、呼吸器科に行ったことがあります。そこで処方されたのが、アレロックなどの飲み薬に加え、漢方薬でした。
アレロックは、抗ヒスタミンという炎症やアレルギー反応を抑える成分が含まれています。これが、けいれんの確率を少し上げると聞いたことがあるので、私は飲ませませんでした。うちの子は熱性けいれんの経験があるからです。
そして、鼻炎に効果がある漢方薬ですが、小青竜湯(ショウセイリュウトウ)という漢方薬を処方されました。ツムラの漢方薬で、薬局などにも売っていると思います。しかし、私が処方してほしかったのは、こちらではなく、違う漢方薬でした。
辛夷清肺湯(シンイセイハイトウ)という漢方薬は、蓄膿症に効果的と聞いたことがあり、こちらを期待していたのです。市販薬だとチクナインという名前の漢方で、薬局などで売られています。
当時、息子の鼻水は、ドロっとした緑っぽい色だったので、こちらの漢方の方が合っているのではと個人的に思いました。シンイセイハイトウは、蓄膿症や副鼻腔炎でたまった膿を排出する効果があるからです。
どう考えても、アレルギー性というよりは、風邪の細菌などで炎症し、化膿してしまった青っぱなに見えたのですが、なぜか病院で出されたのは、ショウセイリュウトウのほうでした。アレルギーと思われたようです。
鼻炎に効く漢方薬を使った感想
小青竜湯を飲ませてみた結果ですが、結論から言うと、よくはなりませんでした。アレロックを飲ませたわけではなく、漢方薬だけなので、なんとも言えないのですが、やはり、アレルギーではなく、細菌などによる鼻水だったのではと思います。
小青竜湯は、アレルギーや花粉症による鼻炎に効果的な漢方で、白っぽいサラサラとした鼻水に効くと書いてあります。これは、どう考えても当時の息子には当てはまらないと思うのですが、、。
やはり、ショウセイリュウトウは、膿がたまって悪化した鼻炎には効果がないようです。蓄膿症になりかけている副鼻腔炎などの場合は、チクナインのようなシンイセイハイトウ入りの漢方の方がいいのではないでしょうか??
漢方薬以外の対策はある?
西洋の薬や抗生物質、抗ヒスタミン、ステロイドなどの強い薬を使いたくないお母さんにとって、漢方薬は魅力的な方法のひとつです。しかし、今回のように効かない場合もあります。
お医者さんも万全ではなく、診療ミスもありますし、体質に合った漢方を出してくれるとは限りません。また、漢方薬も長く飲み続けると、副作用が生じることもありますから、絶対に安全とも言い切れませんね。
それでも、なるべく自然療法で薬を使いたくない方、西洋の薬のように即効性がなくてもいいから、体質改善をして、徐々に症状を軽くしたいと考える方、気持ちはとてもよく分かります。
私の場合、他に試しているのは、副鼻腔炎や蓄膿症に効果的と言われるお茶です。ナタマメ茶、ハトムギ茶など、聞いたことがあるかもしれませんね。古来から日本に伝わる自然食品には、病気に効くと言われるものが実はたくさんあります。
鼻炎に効くお茶は、麦茶のように作るのが簡単ですし、水筒などに入れて幼稚園に持たせることもできますね。うちも試していますが、まだ大きな効果は見られません。でも、前より鼻の通りがよくなったと言われたことがあります。
漢方同様、長い期間使ってみないと大きな効果は得られにくいのかもしれませんね。少なくとも、ショウセイリュウトウよりは効いているようなので、もう少し続けてみたいと思っています。
