葉っぱそっくりな緑の蛾を発見！擬態がすご過ぎて虫に見えない！珍しいこの蛾の正体は？

昨夜は台風で大荒れの関東。朝起きると意外に雨は弱く、晴天に吹きすさぶ風が涼しく気持ちいい。

玄関のドアを開けて、ふと外の壁を見ると、あれ？なんだか緑の葉っぱのような物が付いている。

あれ？、、って、これ？葉っぱじゃないよ！
(下に続く)

葉っぱそっくり！緑色の変わった蛾を発見！珍しい虫の名前はエダシャク？

関東の田舎で70年以上生きてきた父も知らないというこの虫！

朝起きたら壁に葉っぱが付いており、台風で飛んできたと思ったそうだ。

しかし、落とそうとしてよく見たら、なんか変！葉っぱじゃないことに気づいて驚いたそう。

禁止の私は、遠くは見えないが、近くはよく見えるので、葉っぱとは思わず、玄関を開けると、瞬時に虫であると気づいた。

しかし、蝶々なのか蛾なのかは、一瞬迷いました。でも、たぶん蛾だろうとは思いました。

今までにも、枯れ葉そっくりの蛾は、何度か見たことがあり、なんとなく似ていたので、それの仲間かと最初思いました。

虫の多くは擬態という能力があり、周りの風景に合わせて体の色を変える性質があることから、この蛾も、元は違う色なのだろうと推測しました。

茶色の枯れ葉のような色と模様の蛾は、わりと珍しくないし、普通に見かけるので、その蛾が、擬態を使って化けているのだろうと考えました。

しかし、蛾がとまっているところは、白い壁。なぜ白くならないのだろう？

矛盾は感じましたが、でも、蛾も完璧ではない、間違えたのかもしれない^^;

なんとも呑気な推測をした私ですが、おそらく、緑の葉っぱなどにとまっていたのが、急に風で飛ばされたりして、壁にひっついてしまったのかなあと？

昨夜から明け方にかけて、台風で風が強かったので、その関係で飛ばされてしまい、雨宿り中なのかなと思いました。

しかし、雨宿りにしてはあまりに長い。

この蛾、羽が乾くほどの時間が経ち、台風が去っても、いっこうに動こうとしないのです。

気になって、夕方になって、何度か見に行きましたが、ほとんど同じ体制のまま、じーっと同じ場所にたかっています。

夜に見たときは、体の向きが上下逆になっていたけど、相変わらず同じ場所にいる。

よく見ると少し触覚が動いており、間違いなく生きてるのですがね。

気になってネットで調べてみると、どうやら「エダシャク」という名前が付いている蛾のようでした！

名前が分からないから、「葉っぱみたいな蛾」「緑」「蛾」とかで検索して見つけました^^;

これとそっくりな蛾の写真がいくつか出ていましたね。

葉っぱそっくりで、最初に見つけた人は、絶対びっくりするでしょう！つい写真を撮りたくなる人がいるのもわかります！

珍しいだけでなく、なかなか美しい色をしています。

エダシャクというだけあって、エダマメとも似てますね！(^^)

少し違う角度から撮影してみました。

薄っぺらな体の下の方に、僅かに触覚などが見えるの分かりますか？

本当に蛾なんですね！

決して風で飛んできてくっついた葉っぱではありません！

こんなユニークで面白い蛾は、初めて見たので、年甲斐もなく感動しました！^^;

しかし、私の予測ははずれていたようです。

このエダシャクという蛾、どうやらもともとこの緑色なようです。

　

茶色の枯れ葉色の蛾が、擬態で色を変えていたわけではなかったようですね^^;

いやー、自然にはまだまだ未知の世界がたくさん！

こんな狭い日本の北関東でも、知らない虫がたくさんいるもんだね！

しかも、自分の庭先で出会うとは！

以上、台風明けに偶然見つけた珍しい蛾についてでした♪

パワーストーン大好きな私にとって、レアストーン同様、レアな生き物との出会いは、刺激的です(^^)！