油に水が入ると危険な理由は?炒め物で発火し火事になりかけた体験談!



天ぷら火災のニュースを聞くたびに他人事のように思っていた私。てんぷら鍋を誤って倒してしまったり、相当な不注意をしない限り、起きることはないと信じていました。

しかし、最近、油って簡単に燃えるし、注意していてもあっという間に火が大きくなるのだと気づきました。油だけではなく、水が介入することで、火災が発生することがあるのです。私の恐怖体験をもとに、油と水でなぜ炎が燃えるのか、説明したいと思います。

揚げ物じゃなくても危ない!フライパンから炎が出て火災になりかけた!油火災の原因は水って本当?


その夜は、ニラの卵とじを作ろうと思い、フライパンをコンロにかけました。柔らかくなるまで炒めたニラをいったん取り出し、再びコンロの火を付けました。ニラを中に閉じる卵を焼こうとしていたのですが、けっこう高温にする必要があります。

中華料理を作るとき、中華鍋に油をたっぷり入れ、かなり高温にしてから、卵を入れたりしますよね?高温の方が卵がいっきにふわっとなるので、ああいうイメージをしていました。

フライパンに大さじ1くらいの油を入れた後は、フライパンを熱したまま少し待っていました。何度も作っている料理ですし、緊張感なく、油が高温になるのを待っていました。そして、もういいかな?というくらいになり、卵を中に入れようとしました。と、その時・・・

「ジュワッ!!」という物凄い音がしました。何かいつもと違うような大きな音だったので、違和感があった私は、とっさにフライパンから体を少し離しました。すると・・

ボワーーーー!!!すっさまじい炎がフライパンから立ち上がりました!!フライパンの大きさと同じ幅の炎が、調理台の天井まで立ち上がったのです!!

オレンジ色のまぶしいような炎で、その幅と高さに衝撃を受け、「ちょ、ちょっと、おじいさん!!」と、思わず助けを求めました。いつも仲の悪いじじいなのだが、この時ばかりは・・Σ(゚Д゚)

少しすると、炎は自然に消えました。何があったのだろう・・。恐ろしさのあまり、心臓がドキドキしているのが分かりました。ほんと、怖かった・・。
卵はまだボウルに入っています。あの「ジュ」というすごい音は、卵が焼ける音ではなかったのです。ではいったい??

それは、私の手に付いていた水滴だったのです。少し手が油でベタベタしていたので、軽く洗ったのですが、ふかなかったため、フライパンに少し水が垂れたようなのです。

餃子を焼く時、熱したフライパンに一挙に水を入れると、炎が上がることを思い出しました。しかし、今回のはその比じゃないほどの高さ&大きさの炎でした。しかも結構長いこと燃えていた。(20~30秒くらい?)

気が動転していて覚えていないのですが、たぶん、炎が上がった後、とっさにコンロのスイッチは消したと思います。油が燃え尽きたのか、その後、10秒くらいで消えました。油の量が少なかったのが幸いでした。

しかし、その後すごく考えました。なぜあんなに大きな炎が上がったのか?天井まで上がるなんて、一歩間違えば大火災です!!

父が言うには、油の発火点に達したからということです。意外と知らない人が多いかも知れませんが、油って、高温になると勝手に燃えるそうです。油に火が引火して燃えるんじゃないんです。油自体が、高温になると燃えるんだそうです。360度くらいが発火点とか。

たった大さじ1の油ですが、油は少ないほど早く発火点に達するそうです。数分間強火にしていても発火する可能性はあります。しかし、疑問なのは、水が落ちるジュっという音がした1~2秒後くらいに、炎があがったことです。

天ぷら鍋が高温になる前には兆候があり、白い煙がもうもうと出て来て、嫌な臭いがするそうです。今回は、煙や嫌な臭いなどはありません。ジュッという音がしたらすぐ発火しました。発火点に達した油が燃えたのかは謎が残ります。

高温の油に注意!水が入ると炎が出る理由は?

※実際の炎の様子を再現した絵です。天井までフライパン大の炎が上がりました!炎がフライパンを包んでいたかは覚えてません(~_~;)


あの時ジュッとなったのは、水に油が入ったからです。水の沸騰点は、油よりも低いです。なので、高温の油の中に落ちた水は、一挙に蒸発し、気体となったはずです。水が高温の油の中で一挙に蒸発した音が、あのジュッという音だったはず。

そして、その直後にフライパンから炎が上がったのですが、それは、水が気体になるときに、一緒に油をまきこんだからでしょう。水は気化するときに、体積がかなり増えると言います。一気に体積を増した水は、水蒸気になる瞬間、広い範囲に油をまき散らしたのです。

まき散らされた油は、おそらくコンロの火に引火したのでしょう。強火で熱していましたから、コンロの火力はけっこうあったはずです。油は火を大きくしますから、よりいっそう大きく高く、炎を天井まで燃え盛らせたのではないでしょうか?

つまり、発火点に達した高温の油自信が燃えたというより、水が水蒸気になる瞬間、一緒に跳ね上がった油がコンロに引火し、火を大きくしたのではと考えています。または、水が落ちたのとは関係なく、発火点直前だった油が、ちょうど水がはねたタイミングで発火点に達し燃えたという可能性もあります。

私は火に詳しいわけではないので分かりませんが、どちらにせよ、火災は、いとも簡単に起きるということです。天ぷらのように大量の油を使わなくても発火します。今回も浅いフライパンで少量の油を熱していただけだったのです。

では、火災を防ぐためにはどうしたらよいのでしょうか?

調理中の油火災を防ぐために気を付ける注意点は?


調理中、油火災を起こさないようにするためには、以下のポイントに気を付けることが需要です。
  • 調理中は絶対に目を離さない(移動するときは火を消す)
  • 油が多い料理をするときは底の深い鍋を使う
  • 発火しても絶対に水をかけない
  • 食材は水けをしっかり切ってから油に入れる(油ハネを防ぐため)
以上に気を付ける必要があります。

天ぷら鍋火災の多くは、火をつけたまま眠ってしまったり、目を離したすきに、油が発火点まで達し、燃えることが原因だそうです。天ぷら鍋をコンロに倒すのが原因かと思っていた人、多いんじゃないでしょうか?私もそうでした。

油を長時間、火にかけっぱなしにすると、まずは白い煙が立ちのぼり、臭いがするそうです。そのサインに気づくことが重要なのですが、目を離していては気づくことができませんね。発火点に達してからでは遅いです。絶対に目を離さないようにしましょう。

しかし、どうしても目を離さねばならない時もありますよね。小さな子供がいる家庭などで多いかと思います。そんな時は、必ず火を止めてから場を離れましょう。どんなに忙しくても火をつけたまま離れてはいけません。

そして、意外と気にしない人が多いと思うのですが、鍋の深さも気を付けねばならないポイントです。私も、お料理番組のまねをして、フライパンで揚げ焼きをやってしまうことがありました。今思うととても怖いです。

底が浅い鍋やフライパンは、中の油にコンロの火が触れやすくなります。私の場合も、フライパンを使っていて、油の中に水が落ち、はねたことで、コンロの火に引火してしまったのが原因と思われます。深さのある鍋などを使っていたら、油はねが最小限に防げたかもしれません。

特に危ないのは、揚げ焼きのように、フライパンにたっぷり油を入れて高温に熱し、天ぷらなどを作る場合です。揚げ焼きってすぐに高温に達します。天ぷら鍋より発火点は低いと思いますし、また、底が浅いので、油が跳ねてコンロの火を拾う可能性も高いです。特に強火で行うときは、火が高く、フライパンに入りやすくなります。

私のように炒め物で発火することもあります。油多めで、強火で炒めるときなどは、フライパンより中華鍋を使うべきだったと思います。中華料理ってたっぷりの油を使い、高温で炒める物が多いですよね。普通のフライパンでは危険ですよね。

そして、一番気を付けねばならないポイントは、をかけないということです。発火すると焦ってとっさに水をかける人が多いそうです。しかし、これは油火災の場合、最もやってはいけないことだそうです。

油が燃えているところに水を注ぐとどうなるでしょう?答えは、消えるどころか、余計に炎が大きく拡大します!これは、先ほど言ったように、水と油の気化する温度の違いです。水の沸点は油より低いので、高温の油に入った水は、瞬時に蒸発します。そして、気化するときに油をすごい勢いでまき散らします。

まき散らされた油は火を周りに広げ、天井から床、部屋全体に火を広げてしまいます。これが、天ぷら火災の主な原因なのですね!油火災で一番使ってはいけないものは水なのです!

油に水は大敵・・ということで、食材の水分にも気を付けましょう。私の場合も、手に水がついていたことで、落ちた水滴が油を勢いよく跳ね上げ、コンロの火に引火したようです。パチパチ跳ねるだけでなく、発火の原因にもなるのです。

水は絶対ダメ!マヨネーズは?油火災を素早く消火する方法




油火災には水を使えない。では、何を使えばよいのでしょう?ヒントは「空気」にあります。

物が燃えるためには、以下の3つの要素が揃うことが必要です。
  • 燃える物(可燃物、木材、紙、油など)
  • 酸素
  • 熱エネルギー(火気)
油火災の場合、油自信が燃えるので、可燃物は、油ということになります。熱エネルギーは、コンロの火など、油の温度を上げるエネルギーですね。

この中で、可燃物と熱エネルギーをなくすのは難しいです。油は燃え尽きるまでなくならないので、なくなるまで待っていては、家がマル焦げになってしまうかもしれません。熱エネルギーは、コンロの火を消すことである程度下げられますが、完全に冷やすには時間がかかります。

熱を下げるためにをかけるという方法がありますが、先ほど言ったように、逆効果になります。跳ねた水と一緒に油が広がり、炎を拡大してしまうからです。ということは、残るは酸素ということになりますね。

酸素がなくては火は燃え続けることができません。理科の実験で習ったかと思います。では、酸素を遮断するにはどうするか?それは、鍋に蓋をかぶせることです。合うサイズの蓋が無い場合は、濡れたバスタオルですっぽり鍋の上部を覆えばいいそうです。

ポイントは、濡れタオルということです。乾いたものではいけませんよ!また鍋を覆うだけの十分な大きさがあるものがいいです。そして、タオルをかぶせた後は、しばらくそのままにしておくこと。温度が十分に下がる前に取ってしまうと、再度発火するそうです。

このように、油火災を消火するには、空気を遮断することが一番です。しかし、面白い方法では、マヨネーズを投げ込むというものがあるそうです。マヨネーズと言えば、油が入っています。油に油を注ぐなんて、可燃物を増やすことになり、余計に発火しそうですよね?!

実は別にマヨネーズじゃなくてもいいそうで、ズバリ、油そのものを注ぐのでもいいそうです。油の量を増やして余計に燃えたらどうすんの?!本当、怖くなりますよね。では、油火災にマヨネーズや油を足すのがが良いと言われる理由は何でしょう?

マヨネーズや油の場合、濡れタオルとは違い、空気ではなく熱エネルギーの遮断という手段になります。本当は水が使えればいいのですが、水は沸点が低く、瞬時に蒸発するので、油を撒き散らしてしまいます。

マヨネーズって普通、冷蔵庫の中でキンキンに冷えてますよね。冷えた油を高温の油に入れることで、温度を下げることができるそうです。水のように油ハネを起こすこともありませんし、安全に温度を下げられるということなんです。

もちろん、マヨネーズじゃなくても冷えた油があればできます。しかし、必ずしも消えるとは限らないそうです。油が鍋から溢れたり、冷やすために十分な量がない場合、逆効果という話も聞くので、あまりいい方法とはいえないそうです。

というわけで、やはり確実なのは、濡れタオルや蓋をかぶせ、酸素を遮断することで消火するという方法になります。

しかし、炎が高く上がる様子を見て、冷静に濡れタオルをかぶせることができるかは謎です。私も実際に炎が上がる様子を見たときは、腰がすくんでしまいました。そんな場合は、やはり、消火器がよいそうです。

消火器も、消火剤で火を囲み、酸素を遮断する仕組みだそうです。タオルをかぶせる勇気がない方は、家庭に一台、消火器を備えつけておくのがベストですね。

まとめ

以上、油に水が入るとなぜ火事が起きるのか、考えてみました。今回、私の体験で分かったことは、火って想像以上に簡単に広がるっていうことです。決して他人事ではないんですね!

天ぷらや炒め物を日常的にする人は、いつ火災が起きてもおかしくない状況にあると言えます。火災が起きないよう気を付けるとともに、起きたときのシミュレーションを普段からしておくことが大切だと感じました。

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