怖いけど美しい!孔雀のスピリチュアルな意味は?羽を広げるのはいつ?
綺麗な鳥の代表と言えばクジャクかと思いますが、実際に羽を広げるところを見たことがある人は、意外と少ないかと思います。
私自身、動物園で孔雀を見たことは、いままでに3回はあるはずですが、羽をきれいに広げる瞬間は、テレビでしか見たことがありませんでした。
孔雀は、その美しさや目玉模様の不思議さから、神のシンボル、スピリチュアルな意味があるとも言われています。
しかし、怖いという人もいますね?
孔雀の目玉模様のスピリチュアルな意味は?羽を広げるのはいつ?オスメスの見分け方や特徴、後ろ姿は?
孔雀の羽は実は気持ち悪い?怖い理由は?
孔雀の美しい羽を怖いと言う人もいます。それはなぜかというと、あの目玉模様です。
私も、孔雀って美しいと思っていたのですが、実際にそばで羽を広げる姿を見たら、「えっ?意外と気持ち悪いかも?」となりました。
気持ち悪い理由は、目玉模様がひとつではなくて、羽一杯に無数に広がっていたことです。目がたくさんある妖怪がいたと思いますが、あれを思い出しました💦
そう、孔雀って、近くで見ると意外と気持ち悪いんです。もちろん、玉虫色の扇子のように美しい色と形の羽、優雅な動きなど、美しいのですが、目玉模様だけはやはり怖いかも。
特に、集合体恐怖症、目玉模様恐怖症の人にとっては、すごく気持ち悪いかもしれません。
孔雀は不思議な鳥!厄除けのシンボルと言われる理由は?
目玉模様がたくさんあり、集合体恐怖症の人にとっては気持ち悪い孔雀。しかし、恐れの気持を持つのは不思議ではありません。
孔雀は、他の生物にはないすごい特徴を持っていて、その力はあの目玉にも象徴されているからです。それは、邪気避けです。
孔雀は、仏教では神聖な存在として崇められています。なぜなら、毒蛇などの毒のある生き物や虫を平気で食べるからです。
キングコブラの毒は象を殺せるほど強力で、私ら人間が噛まれたらひとたまりもありません。血清がすぐに見つからない限り、経過と共に神経がやられ、呼吸が止まり、苦しみながら死を待つのみです。
そんな恐ろしい毒蛇の毒をものともせず、逆に補食してしまうすごい生き物が、実は、孔雀なのです!
孔雀は、毒蛇の毒に抗体を持っており、毒で死ぬことはありません。だから、邪悪な蛇毒でさえ、食べてしまうんです。す、すごい!!
私はこれを知ったとき、孔雀のこの世のものと思えぬほどの美しい羽、優雅な歩き方、そして、よく見ると気持ち悪い目玉模様の集合体。この秘密がわかった気がしました。
孔雀は、やはり、神の使いなんだと思います。美しい反面、気持ち悪いと思うのは、すごいパワーを持っていることへの畏怖や恐怖から成る感情だったんですね。
キリスト教などの多くの信仰や宗教で邪悪な存在とされる蛇。その蛇の毒をものともせず、エサにしてしまう。
人間ならひとたまりもない恐ろしい毒を栄養に変えてしまうとは。まさに、邪気を避け、ネガティブエネルギーをポジティブエネルギーに変えるパワーがあると言えます。
目玉模様の魔除け効果と聞いて思い出すのは、マラカイトというパワーストーンです。
目玉模様が印象的な美しい緑色の石で、クレオパトラがアイメイクに染料として使ったとも言われています。
マラカイトは、別名、孔雀石とも言うんです。確かに!鮮やかな緑色と言い、目玉模様と言い、孔雀の化身のような姿をしています。
そしてこのパワーストーンもまた、邪気避け、魔除けなどの意味、効果を持っているのです!
きれいなバラにはトゲがあると言いますが、飛び抜けて美しい存在は、魔力のような恐ろしさ、強さを併せ持つものが多いと思います。
また、昔から、目玉模様は、悪意を持った者の目を睨み返すことで、邪気から身を守る意味があり、魔除けのお守りとされてきました。
人間だけでなく、多くの動物が、本能的に目玉を怖がるそうですね。悪意を持って睨み付けられると恐怖が芽生えるものです。他者の悪意や呪いなどを跳ね返すには、より強力な眼力が必要ということですね。
たくさんの目玉模様、そして、邪悪な蛇でさえ糧にしてしまう強さ。そして類いまれなる美しさ。まさに神のような鳥です。
私はますます、孔雀という神秘的な鳥が好きになってしまいました。羽を広げた孔雀を待受画面にし、マラカイトを身に付け、魔除け効果最強を目指したいと思います。
さて、この美しい孔雀ですが、一番美しい瞬間はやはり、羽を広げた瞬間ですね。しかし、いつも開いてるわけではありませんよ?
写真やテレビでしか孔雀を見たことがない方は、孔雀が羽を広げた瞬間しか知らないかもしれません。しかし、実は閉じてる方が多いってご存じでした?