マラカイト(孔雀石)は怖い?スピリチュアルな意味や効果は?いじめや邪気を跳ね返すお守りパワーストーン!
マラカイトは孔雀石とも呼ばれる美しい緑色の天然石です。鮮やかな緑色に黒い縞模様の石です。
マラカイトは、邪気を避ける意味があることから、いじめや他者からの悪い念、恨み、嫉妬などを跳ね返すお守りになると言われています。
強いお守り効果を持つ反面、怖いと言う人もけっこういます。なぜ怖いのでしょうか?
石言葉は危険な愛情?マラカイトは怖いけど、健康、魔除け、厄除け効果もあるスピリチュアルなパワーストーン!
マラカイトはなぜ怖い?毒性や石言葉の意味は?
マラカイトを怖いと言う人は、なぜ怖いのでしょうか?
確かに、私も最初、きれいと言うよりは、怖い、不気味と思う感情が少しありました。しかし理由がよく分からず、考えてみました。
ひとつには、その外見かと思います。マラカイトは、緑の石に黒っぽい模様があるのですが、それが、うねうねと波打って、蛇を連想させる気がします。
マラカイトを見たときに、なぜか私は直感的に、「蛇」を連想したんです。なぜか分かりません。
そういえば、西洋では、緑色はモンスターを現すことがあるそうですね。蛙など爬虫類も連想させられます。
しかし、同じ緑色でも、エメラルドやアベンチュリンは怖い感じがしないし、美しく癒されますよね。
サーペンティンという緑っぽい石は、蛇紋岩とも呼ばれ、蛇を連想させるそうですが、個人的には、マラカイトのほうが蛇っぽい気がします。
マラカイトには毒がある?
怖いのは模様のせいだけではないかもしれないので、調べてみました。すると、マラカイトにはなんと、毒性があるそうなんです。
マラカイトには毒性があるので、粉などを吸うのは危険と書かれているのを見つけました。なるほど。
マラカイトを見たときに、本能的に蛇を連想したのは、蛇のような毒があるからなのかもしれません。
毒キノコ、毒ガエルなど、自然界には、鮮やかな色合いによって、毒があることを示しているものがあるそうです。
なんとなく、毒々しさのある鮮やかなグリーン。そして、蛇のようにうねりのある黒い模様の強いコントラスト。美しさと怖いがある外観です。
マラカイトが怖いのは目玉模様のせい?天眼マラカイトとは?
そして、もうひとつ、マラカイトの怖い理由があります。それは、天眼マラカイトと言うものです。
文字通り、眼のような模様を持つマラカイトのことで、黒い模様が、目玉のようなぐるぐる模様になっているのです。
マラカイトの原石にある目玉模様の部分だけを使った天眼石タイプのマラカイトで、普通の縞模様だけのより希少価値がありますね。
目玉模様は、邪悪な念を睨み付け、魔を祓ったり、悪い気をよせつけない効果を持つと言われ、古代からお守りに使われることが多いシンボルです。
天眼石という、目玉模様を持つ黒い石が代表的ですね。天眼マラカイトも、この石と同じような力を持つと考えられます。
邪気を睨み付けて跳ね返すほどの強い力のある目玉模様。なんとなく怖いと思うのは当然かと思います。
動物は、目と目が合うと喧嘩になるので、ジロジロと目を合わせないようにしているそうです。
そういえば、うちで飼っていた猫も、普段あまり目を合わせずシラーッとしていました。
生物が本能的に恐れるのは、ジーッと大きな目玉に睨み付けられること。まばたきすらせず大きな目玉でジーッと睨み付ける天眼模様は、恐怖を与えるのですね。
そしてもうひとつ。マラカイトは、和名が「孔雀石」というのですが、確かに、どことなくクジャクと似た色合いですね。
私は、孔雀自体もとてもスピリチュアルな能力を持つ生き物だと思っています。
孔雀の羽に広がるたくさんの目玉模様といい、毒蛇の毒をものともせず食べてしまう強さと言い、不思議な能力を持ってると思います。
マラカイトも、孔雀がもつ蛇毒への耐性のように、邪悪なものを跳ね返す力があるのかもしれません。
マラカイト自身も毒がありますから、まさに、毒をもって毒を制するような特殊な石です。
というわけで、マラカイトが怖い理由は、
- 蛇のような毒性を持つこと
- 目玉模様
- 毒をもって毒を制す特殊性
かなと思います。
蛇のようなイメージがありながら、蛇毒をものともしない孔雀のようでもある。そんなところが怖いけど魅力的という石ですね。
さて、そんなちょっと不思議な怖い石、マラカイトですが、パワーストーンとしての効果は、素晴らしいものがあるようです。
ちょっと怖いけど魅力的な石、マラカイトの意味や効果、石言葉について見てみましょう。
マラカイトの石言葉や効果、意味は?いじめを跳ね返すって本当?
マラカイトの意味や効果は、下記のようなものと言われます。
- 魔除け、厄除け
- 邪気を跳ね返す
- 恨みや嫉妬、いじめなどを受けにくくする
- リラクゼーション効果
- 健康運アップ
などです。
前述したように、マラカイトは邪気をよせつけない効果があると言われ、特に目玉模様を持つマラカイトは超強力な魔除け効果があると言われます。
邪気には、恨みや嫉妬など、人間の良からぬ感情が含まれています。
邪気を受けやすい人、感受性が強く、共感性の高い人は、よい感情だけでなく、悪い感情の影響も受けやすいことがあります。
他者の感情にのみこまれ、言いなりになりやすい人は、いじめなどの被害にもあう可能性があります。
そんないじめにも効果的と言われるのがマラカイトなんです。
他者と自分をしっかり分けて意識し、自立できる人は、周りの感情に敏感になりすぎたり、他人の言いなりになることが少ないと言えます。
マラカイトは、他人からの悪意やいじめ、嫉妬などのネガティブな感情、つまり邪気を跳ね返す効果を持っているため、いじめに悩む人にもおすすめなんですね。
他者からの悪い念を感じやすい敏感な人や、やいじめに悩む人は、マラカイトが強いお守りになってくれるかもしれませんね。
怖い!マラカイトの石言葉は「危険な愛情」?
最後に、マラカイトの石言葉についてですが、危険な愛情というそうです。え?なぜ危険なの?とても気になる言葉ですね!
調べてみても、なぜこの石言葉が使われているかは分かりませんでした。
一説によると、マラカイトは、クレオパトラがアイシャドウに使っていた染料とも言われます。
毒性を持つマラカイトがメイクに使われていたわけはない!と否定する意見もあるそうで、真相は不明ですが。
クレオパトラは、恋多き女性で、皇帝を虜にし、地位を欲しいままにしてきたそうなので、もし本当だとしたら、マラカイトには、危険な恋を叶える魔力があったのかもしれません。
毒蛇を使った人体実験をするなど、毒に異様な興味のあったクレオパトラなので、マラカイトにも毒を引き換えにすごいパワーがあることを発見したんじゃないでしょうか?
私の想像でありますが、やはり、マラカイトは、「きれいなバラには刺がある」的な魔力を感じてしまう石です。
そういえば、私も、マラカイトの美しいグリーンや独特の模様に魅了され、指輪やブレスレットなどいくつか持っているのですが、あまり身に着けていないのです。
女性にとっては、危険な愛情という石言葉は少し気になる言葉ですし、何か意味があるのかもしれません。ちなみに、この石言葉を知らない時に買ったのですが。
魔除けに関しては、私はもっぱらモリオンやスギライトなどを身に着けてしまうんですね。なぜかマラカイトではなく。
まあ、単にマラカイトが脆い石なので、傷つきやすいので持ちたくないという理由もあるのですが(^_^;)
以上、マラカイトの不思議な怖さ、効果、石言葉などについてでした。
強いパワーを持つがゆえに、人を選ぶ石と言えそうです。
持ちたい人、持ちたくないと感じる人がはっきり分かれてしまうのは、やはり、ちょっと怖いパワーを秘めた不思議な石なのかもしれませんね。
さて、マラカイトとちょっと似た石で、天眼石という石があります。
天眼模様が入った不思議な瑪瑙、天眼石!ちょっと怖いけど気になる方は、ぜひ読んでみてください。