なぜか特定の人を引き寄せてしまう!悪い人間関係や病気に疲れたり、嫌な人からモテるのはなぜ?
または、悪い人間関係や病気にかかりやすいなど、不運続きの人は、まるで、自ら嫌なことを引き寄せるオーラを発しているかのようです。
嫌なことばかりを引き寄せてしまう、引き寄せの法則は、本当にあるのでしょうか?
引き寄せの法則は本当にある?人間関係で嫌なことばかり続くスピリチュアルな理由は?
私が引き寄せの法則と聞いて最初に思い出すのは、「マーフィーの法則」という本です。
きっかけは、当時つきあっていたフランス人です。「信じたようになる」というようなことを言われたのがとても心に響きました。
Just believe!という彼の強い言葉は、西洋人が、悪か正か、できるか否かなど、すべて自分の心にある、、と信じる人種であることがよく伝わってきました。
日本人の私も、心の奥から熱くなったのを覚えています。
日本人は、周りの目や評価を気にしまくり、大多数の人の基準を自分の評価の基準とし、生きがちです。これが、心を苦しめるのです。
彼と話したときの熱い気持ちは、今も私の魂の奥底に、ハードロックのような響きをもって、何かを成すときの原動力となっています。
周りがなんと言おうと、自分の心にある正解をよく見つめるのです。それによって、なにを引き寄せるかに違いが生まれてくるからです。
彼と出会ってからなぜか、魂が揺さぶられるような衝撃をもって、心に染み入ったのが、ジョセフ・マーフィーの本です。
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何人かも知りませんでしたが、アイルランドの宣教師?のようです。先祖がアイリッシュだった噂のある私にとって、とても不思議な偶然の出会いでした。
引き寄せの法則については、様々な方が書いているようで、日本人の著者も多いようです。なかには、儲け主義と見受けられるような低レベルな内容もありますね。
私は読んでないのですが、おそらく、もとは、マーフィーの法則のような、西洋から来た考えが元になってるのではないでしょうか?
だとしたら、やはり、オリジナルである、西洋版の考え方を読むのが、考えの本質を理解するために不可欠では?と思います。
マーフィーの法則の内容は、簡単にいえば、悪いことを考えれば悪いことを、良いことを思えば良いことが起きる、、というような内容です。まさに引き寄せの法則ですね。
私がこの本を読んだのは20年近く前なので、今ほど、引き寄せの法則など、スピリチュアルな考えが当たり前になってなかった時期かと思います。
人間関係、お金、成功、恋愛など、人生において起きること、関わるものは、すべて、自分の心が引き寄せた結果ということが、淡々とかつ、熱く書かれていました。
日本人にありがちな、「自分で引き寄せた=自分が悪い!」というような、責める空気はありません。
まさに、牧師さんのように、事例を交えながら話しかけてくれる文面は、感情論ではなく、単に、人の心のあり方が大切である事実を伝えてくれます。
引き寄せの法則の基本を学びたいかたには、日本人が後発的に書いたものではなく、マーフィーの本がとてもおすすめと私は思います。
潜在意識は大切!悪い人間関係や病気を引き寄せるのは自分の心が原因?
さて、マーフィーの法則にあるように、嫌なことを引き寄せるのは、自分の心に原因があるのでしょうか?
マーフィーが言うには、悪いことを考えればその通りのことが現実化してしまうということです。だからこそ、よいイメージを持ちなさいと。
ここで、よいイメージという点についてですが、これが意外と難しいのです。だからこそ、多くの人が、引き寄せの法則を実践できないのです。
なかには、まだ起こっていないことを、未来日記のように書くことを勧める、、などの方法もあるようですね。
私の知人で実行している方がいたので知ったのですが、なるほど、とは思いつつも、私は真似していません。
大切なのは、日記を書くか書かないかではなく、イメージを強く脳や心に刻めるかなのです。
私が思うに、日記は所詮、言葉なので、字で表したとしても、それほど強いイメージとして心に刻まれることはないと思うのです。
でももし、それが夢だったらどうでしょう?
もし、あなたが宝くじに当たったり、素敵な彼氏とデートしてる夢を、すごくリアルな映像で見てしまったら、、??
夢がマインドに与える影響は、言語だけでは考えられないほどに大きい場合があります。
嫌な夢を見たときには、人によっては、一日中気になってしまったり、、なんてこともあるようです。私もたまにあります。
しかし、かといって人間、好きな夢を見るようにコントロールできるわけではありませんね。
夢は、意識ではコントロールできない、潜在意識が作るものだからです。
マーフィーは、この潜在意識がとても大切であると言っていますが、まさに同意です。
しかし、困ったのはこの潜在意識。夢以上にコントロールが難しいものです。
口では「絶体に恋人ができる」とか「必ず金持ちになる」と言っていても、それだけでは、潜在意識は何も動かないのです。
むしろ、「あー、私は恋人を作らなきゃ!作らないといけない!」とか「金持ちにならなきゃ!でもなれなかったらどーしよ?」なんていう、マイナスな感情さえ生まれかねません。
そのことについてマーフィーは、あたかも自分が本当に恋人がいたり、金持ちになって満たされているかのようにふるまいなさいと言っています。
つまり、お金が欲しいというイメージになってはダメで、本当にお金をもってる自分をイメージするってことなんですね。
しかしそんなことできますか??
できませんよね。金持ちになったことがない人間が、金持ちの気分を想像することは不可能だからです。では、どうしたらよいか?
私が思うには、やはり、本当の金持ちのそばに行くことで、仮体験をすることです。
金持ちがどんなふうに金を使い、どんな風な思いを感じながら生活しているのか。
それは、想像していたより、遥かにつまらない世界かもしれません。金持ちには金持ち特有の悩みがあったりします。そこを含めて、金持ちの気持ちを味わうのです。
すると、自分が金持ちになったときのイメージがしやすくなるでしょう。
なかには、「あ、金持ちってそこまで幸せじゃなかった。じゃ、今のままでいっか」となる人もいるかもしれません。
または、絶体になりたい!と熱い気持ちが沸く人もいるでしょう。
いずれにせよ、なりたい自分のイメージをしっかり持つことが大切なのですから、自分の本当の願望がわかるのはよいことなのです。
金持ちになりたい人は、なぜ金持ちになりたいのかを考えるためにも、金持ちの気持ちを想像できる環境に身を置くことが大切です。
または、素敵な恋人や結婚相手を探している人も、実際に幸せな家庭を持っている人と友達になるなどし、その状況になったときの自分を想像しやすくするのがおすすめです。
これは、逆も然りです。つまり、悪い人間関係にいると、同じような気をもつ不幸だったり、悪い人間が寄ってきやすいのです。
また、病気になりやすいのは、同じように病気持ちの人たちに囲まれている場合が多くあります。
さて、次は、私自身が体験した、悪い人間や病気を引き付けてしまった体験談です。
悪いことを考えると悪い人が寄ってくる(体験談)!引き寄せない方法は?
私が若い頃、私の周りには、特定の人が寄ってくる傾向がありました。
類は友を呼ぶという言葉があるとおり、特定の人に好かれたり、モテるということは、多くの人が経験したことがあるかもしれません。
しかし、そのような「特定の人」をよく観察してみたとき、実はそれが、自分の中にも存在する要素であることに気づいたりします。
私の場合、子供の頃から両親の仲が悪く、家庭内では暴言暴力の嵐。暴力が強いものが意見を封じるというような、最低な環境でした。
父は教育は受けていますが、男兄弟で育ったせいか、凄まじい男尊女卑で、母を暴力で封じこめ、私ら子供まで巻き込まれていました。
更に私は、不幸な母から愚痴攻撃にあい、教育虐待に近いものも受けていました。
荒んだ人間関係にいた私は、常に自分に自信がなく、おどおどしており、人の好意を信じることができませんでした。
そんななかで、私を心から愛してくれる男性に出会い、はじめて心のオアシスのような状況を得ることができました。思春期を過ぎてから初めて見せた笑顔だったかもしれません。
しかし、大好きだった彼なのに、次第に私の心の中に強い反発がわいてきました。彼と別れなさいと、何かが言うのです。
親が反対したのもあります。が、それ以上に、私の心が彼との安定を許さないのです。何かが怖そうとするのです。まるで嵐のように。
優しい人との付き合いが深まれば自分から壊してしまう。刺激が足りないように感じ、荒れ狂った感情が渦巻く場所や、波乱な環境に自分を投じる自分がいました。
不安定な環境や激しい対立を起こすことで、刺激を継続しようとしてしまうのです。まるでそれが生きている証とでも言うように。
リストカットなど、自傷行為をする人の心理と似ています。
それからの私は、男関係だけでなく、水商売にも手を出しました。立派な教育を受けさせてくれた親が嫌がるようなことをたくさんしました。
悪い人間関係にも繋がりました。
幸せになろうとすればなれる運や魅力を持ってたのに、私を幸せにしようとしない存在。それが心にいつもありました。それは、私の親であり、家庭環境です。
子供の頃に味わった悪い人間関係を続けるかのように、誰と付き合っても長続きすることはない。私の中で彼への批判がはじまってしまうのです。私がされてきたように。
そして、同じように悪い家庭環境で育った私の兄弟は、大企業のエリートであったにも関わらず、原因不明の大病をし、辞めてしまいました。
彼の中にも常に、親にされてきたことへの恨みや憎しみが渦巻いていたように見受けられます。今でもそうかもしれません。
実は彼は、就職という大切な人生の選択を親に決められ、選んだようです。
そして、その会社は、確かに評判が良く、誰もが知る有名企業なのですが、実は、精神の病を抱えた上司で溢れていたそうです。
悪い環境を無意識のうちに選び、気づかぬうちに自分も悪い人間関係や病におかされていった彼。
そして、その選択のきっかけとなったのは、悪い人間関係の大元である、彼の家庭(親)だったのです。
悪い人間関係や病気は、悪い家庭環境が作るというのは、間違いないと私は、確信しています。
しかし、それでは、一生その運命は変えられないのでしょうか?
悪い家庭環境で毒されてきたあなたに言いたいことは、よい人間関係のイメージを作ることです。
私は、残念ながら、若い頃、これができず、悪い人間関係でもがき苦しむだけの半生を送りました。
愛を求め、もがけばもがくほど泥沼にハマる。無駄と思えるほどの、ただ生きているだけの乾いた時でしたが、それを変えたのは、愛です。
愛というのは、恋愛とは違います。簡単に言うと親子愛です。
親からの適切な愛を受けなかった私は、自分の子供を愛することにしたのです。というより、気づけばなっていました。
私は、やや高齢ではありましたが、運良く子供を授かることができ、人を愛することを学んだのです。
自分が得られなかったものを人に与えることで、自分も得られるとは驚きでした。愛にはそんなパワーがあります。
もちろん、今の世の中では、女性の社会進出に伴い、子供を生むことが叶わない方もいると思います。
そんな場合は、養子を得るなどの手段もあります。
悪い人間関係を引き寄せるのは、悪い人間関係の記憶です。そして人間が最初に味わう人間関係が、家庭なのです。
その記憶は、本人が自覚しない限り、その後の人生に渡り、一生付きまとい、本人を苦しめます。
ということは、毒親に苦しめられてきた人にとって、悪い人間関係や病気は、セットになりやすいリスクと見てよいでしょう。
そのようなリスクがある人は、今からでも遅くないので、よい人間関係のイメージを自分の中で育てるようにしてみてください。
その有効な手段が、自分の子供や愛する誰かを、徹底的に愛し、守ることかと思います。
自分が得られなかった安らぎをその人に与えてあげてください。
ただし、子育てには注意点もあります。なかには、自分が得られなかったものは、教育と勘違いする母親がいるのです。
私の母がそうであったように、自分が得られなかった教育を子供に押し付けるのはよくありません。
子供だけでなく、人間が求めているのは、教育や肩書きなどではなく、安心して自分を出せる家庭環境です。
家庭で安らぎを得ることができた子は、必ず社会でも強く育ちますので大丈夫。そこで、やりたいことをやらせてあげる道筋を作る教育であれば、虐待にはならないでしょう。
以上、なぜか悪いことを引き寄せてしまう人の理由を考えてみました。
皆さんも、私のような苦労をすることなく、よい人間関係や、幸せな未来を引き寄せられる人になってくださいね。