鍾乳洞は怖い!パワースポット、出流山満願寺の奥で会った霊虫とは?

栃木県栃木市にある出流山といえば、満願寺という寺も有名ですが、地元では、蕎麦も有名です。

しかしもうひとつ、実は、鍾乳洞もあるんです!意外かもしれません。

地元民も意外と知らない、栃木市の出流山の奥にある鍾乳洞を探しに行ってきました。

お寺やパワースポット巡りが好きなので、好奇心で見たかったのですが、行ってみたらけっこう怖かった💦

栃木県、満願寺の鍾乳洞は心霊スポットなのか?虫の守り神がいる?


まあ、何が怖いかって言うと、いくつかあるんですが、具体的には、、

  • ちょっと危ない所(険しい山奥)にある
  • 仁王様(阿吽)が門番してるのが怖い
  • もの悲しい霊気を感じる(人による)
  • 鍾乳洞に主(でかい虫)がいた
以上の理由で、とても怖かったです。

満願寺の入り口にいる門番(仁王様)が怖い


まず、怖いのは、満願寺というお寺の入り口に、なぜかめちゃくちゃ怖い顔の赤鬼が2人、でっかい目玉をひんむいて睨んでることです。

赤鬼ではなく、仁王様?阿吽の神様とかいう話を聞きました。神様なの?怖いけど💦

怖すぎて写真を撮りハグったけど、顔が怖いです。飛び出そうな目玉をギョロリとひんむいて、瀕死の形相。体もムキムキで、でかい。

しかし、子供は、アトラクションと勘違いしたのか、「あれ?動かないよ。なんで?」と、がっかりしたように言ってました。

あの、これは、ディズニーとかのアトラクションや飾りではありません(笑)

大人の私でも怖いのだから、子供はさぞかしびびると思いきや、そうでもなく。
このへんの感性はほんと人によるんですね。

地獄の閻魔大王に見えました。悪いことをして裁かれると感じてしまったとしたら、私は何かやましいことがあったりするんでしょうか😅

険しい山奥にあるのが怖い!危険


そして、次に怖いのが、山の危険度です。
寺の奥に進んでお参りすると、更に続き、その奥に山道があります。

山道手前に料金所があるので、そこで支払い、山に入ります。




あとで見たら、杖(木の枝)も置いてありました。お年寄りなど足に自信のない人は登らないようにとの注意書きもありました。

しかし、一応、老人ではないため、入山しましたが、それなりの覚悟をもって登山に挑んだほうがよさそうです。

とはいえ、実際は、若い女性がバッグを片手にヒョイヒョイと登って行く様子も見られました。
体力が普通程度の若者(50~60代程度まで?)であれば、登れるとは思います。

逆に、小さなお子さんのほうが注意かもしれません。うちは、小学校低学年ですが、男の子なのでどんどん登ってしまい、私が焦りました。


特に気を付けたいのは雨上がりなど、道がぬかるんでいる時です。滑りやすいし、落石なども十分あり得ます。

斜面も階段はなく、石ころを渡って登るような道が多いので、悪天候の日など、無理して登らないほうがよいでしょう。

特に、鍾乳洞直前の斜面は、うっかりよろけたら崖からまっ逆さま、、のような急傾斜なので、子供はほんと目を離してはいけません!

実は心霊スポット?霊気を感じるのはなぜ?

そして、なんといっても怖いのは、この山や寺全体に漂うらなんとも言えない妖気のようなパワーです。

もちろん、感じない人も多いのですが、私はなぜか、特にお寺を過ぎた所の登山入口あたりから、怖さが増しました。

満願寺の門にいる赤鬼のような仁王様ももちろん怖かったんだけど、奥に入るとなんかもっと怖くて。

普通は感じないかもしれないけど、なぜか私が怖かったのは、寺付近の掲示板のような所の文字の内容。

「健全な子供を育て、お年寄りを敬う心を育む」などと書かれていました。

なぜか、私はそれが怖かったんです。入口の仁王様といい、悪いことをする子、大人の言うことを聞かない子は許さない!と言われてる気持ちになったんです。

実は、うちの子は、学校でとても落ち着きがなく、普段から大人に注意されてばかり。

特に田舎は、未だに年功序列や男尊女卑の考え方が根強く、「女子供は黙れ」とか「親に感謝しろ!」「子供は逆らうな!」と言うお年寄りも普通にいます。

特に、このへんの地域は、まだそんな考えが残ってそうな予感満々だったので、よけいに怖くなったんです。

母が、昔、「大人を馬鹿にした子供が、木に縛り付けられて棒でぶっぱたかれた。それが普通だった。」と言ってるのを聞いたことがあります。

この地域の出身だったので、やはり、、という気持ちがわいてきて、すごく怖くなったんです。

戦後の殺気だっていた時期、女は子供を産む道具、子供は大人の男に逆らったら死ぬほど体罰を受ける、、これが当たり前だったんですね。

そんな時代に産まれていたら、うちの子はどうなっていたか💦
考えると鳥肌が立つほど恐ろしくて、思わず、走り回ってる子供に、「いい子にしなさい!」と言いました。

そして、その時もっと怖いものが。。

お地蔵さん?が怖い!

はい。これはほんと、見たとたん、ハッとするような妖気があり、手を合わせたのですが、登山入口に、地蔵さんのようなのが何体かいらっしゃる。

見てすぐ、なぜか直感で、「水子??」と思ったんです。千羽鶴のようなものもあって。

不幸にして亡くなられたお子さんなのか?まさかこの登山中?いえ、近くで不幸にして亡くなった子がまつられてるのでしょう。

とても悲しいお母さんと子供のかわいそうな心を感じてしまい、手を合わせずにいられなかったんです。

怖いというより、悲しいし、可哀想だし、拝むと同時に、「大変だったね。悲しいね。でも私たちは元気に生きてくよ!子供を守っていくよ!」という敬意のような気持ちがわきました。

ちなみに、一緒に登山した人たちは、私以外、子供を含め、誰も怖がってませんでした。後から思えば?とは言ってたけど。

私もおそらく、若い頃はぜんぜん感じなかったと思います。子供に無関心で、自分にしか興味がなかったからです(^_^;)

赤ちゃんや子供を持つ女性であれば、何か感じるものがあるはずです。きっと。。


そして、ついに険しい道を上り、鍾乳洞にたどり着きました。

鍾乳洞のボロ小屋が怖い!主もいた!


鍾乳洞があったのは、かなり急な階段をゼーゼーしながら登った先でした。




子供はスタスタと登ってしまい、子供より体重あり&ショルダーバッグも持っていた私は、息ゼーゼーで、本気で苦しかったです。

ヤバイきつさだわ!と思いながらも、必死で子供を追いかけて登ると、「鍾乳洞だ!」という子供。

おいおい待ってよ。私にはまだ見えないよ。お賽銭箱しか。あれ??

うわ、お賽銭箱の前に誰かいる!!





と思ったら、なんだこの爺さん、、じゃなくて、人形でした。

なんか怖い💦なんでいるの??お賽銭箱置いてけってか??

ちなみに、息ゼーゼー&子供に気を取られてた&帰りの下り道が心配で、お賽銭できませんでした。すまん、おじいさん。

そして、ついにたどり着きました。見事な鍾乳洞です。

鍾乳洞の形がすごい!観音様に見える?


ついにたどり着いた鍾乳洞。

頭がぶつかるほど低い洞窟の入口から気を付けながら入ると、ありました!




なんと、観音様の後ろ姿だそうです。人工ではなく、自然に生まれた形としては、確かにすごいですね!

しかし、観音様には見えませんでした。ま、何に見えるかは人それぞれ、想像力に任せましょう(笑)

しかし、残念だったのは、ロープが張ってあり、中に入れなかったこと。それはみんな言ってたけど。

「なーんだ。こんなに命がけ?で、頑張って登ったのに。一瞬だね。」と、帰ろうとしたその時。。

「う、ウギャーーー!!!」

なんと、鍾乳洞にはもう一匹、主がいた!!

鍾乳洞にいた巨大な虫はムカデ?ゲジゲジ?


「鍾乳洞ってキラキラして、意外ときれいなんだね~?」そう思いながら、鍾乳洞でできた壁を何気なく見ていたとき、、

ん??壁じゃなくて、何これ??模様??ん、模様じゃなくて、足??え?あ、あし、、??!

うわーー!!!






変なでっかい虫がいた!!

これは、たぶん、ムカデ、いや、ゲジゲジですね?!

田舎暮らしとは言え、ここまで大きなゲジゲジを見たのは初めてです。

大人の掌くらいはあるでしょう!!💦

私の悲鳴を聞いても、まったくムシ!されてしまったようで、ひどく落ち着いた状態で、微動だにせず、そこに居続けました。

ちなみに、周りにいた人々は、虫より私の声に驚いたと言ってました(^_^;)

これは、鍾乳洞の主だったのでしょうか??


以上、栃木県の出流山にある、ちょっと怖い鍾乳洞の体験談でした。

皆さんも、興味があれば、独特の怖さ&パワーを感じに訪れてみては?
ま、感じない人もいるようですが(^_^;)

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